ごはん2杯が5人前に爆増!米不足を救う「チャーハン」とは?
【よちよちよの「かさまし」レシピ】あっと驚く節約マジック!今回はごはん2杯が5人前に爆増する、かさまし技チャーハンです。
今、深刻化している米不足問題。私の地域でも購入ができず、店頭に売れていても値上がりで手が出しにくい。そこで、今回はご飯茶碗2杯を5人家族がたらふく食べられるかさまし技チャーハンをご紹介いたします。
ご飯がメインのチャーハンでお米のかさまし?
なんと、味付けの調味料は1つ!初心者の方でも手軽に作れるレシピです。
今回紹介するレシピ
跡形もなく絞り出す
最初に、豆腐をスーパーで買った状態のまま冷凍をします。いきなりのトンデモ技(とんでもない技:私が考えた俗語)に驚いた方もおられるかもしれませんがご安心ください。
パックから冷凍豆腐を外し(流水にあてるとスルッと取れます)、耐熱容器に入れます。蓋をして600w5分加熱し、一度ヘラで裏返し再度600w5分ほど解凍されるまで加熱をします。
加熱された豆腐はとても熱いので流水に取り冷まします。冷めたら豆腐の人相が変わるほど思いっきり豆腐を絞ります。
見てください、あんなに瑞々しかった豆腐がカラッカラになりました。
タダで生まれる風味
次に、秘密兵器の登場です。遠目から見ると包帯のような写真になってしまいましたが、紛れもない牛脂です。
これを、温めたフライパンに豚ひき肉と共に入れて加熱をします。
なぜ、牛脂を使うかというと牛豚ひき肉は高いことが多いので豚ひき肉と牛脂を合わせることで「なんちゃって牛豚ひき肉」になるからです。
またしてもトンデモ技のご登場でございます。カロリーが気になる方は植物性の油をご使用ください。ですが、牛の旨みと香りでお店のようなチャーハンになりますよ。実は使っているひき肉は150gのみ!でも、ある仕掛けのおかげで倍量された気持ちになるのです。そのトリックは後半で。
続いて、冷凍豆腐とみじん切りにした薄揚げ、玉ねぎを加えます。蓋をしながらたまに炒めることで玉ねぎに火が早く通ります。
全てに火が通ったら温かいご飯をほぐしいれ、焼肉のたれをまわしかけます。水分を飛ばすように強火で1分加熱をしたら完成です。
タレの種類によって味が異なるので様子を見て調節をしてください。パンチが欲しい場合は醤油で調節を!(「わが家は焼肉屋さん」を80ml使用。参考まで)
チャーハンマウンテン
なんとも巨大なチャーハンの完成です(ご飯茶碗7杯分)
このままでも美味しいのですが天かす、あおさ、紅生姜をかけると更においしくなりますよ。見た目がたこ焼きですが…(笑)
玉ねぎと薄揚げ、冷凍豆腐でご飯の量が爆増するだけではなく、咀嚼回数が増えるので満腹感も生まれます。また、牛と豚の旨みが吸収された冷凍豆腐と薄揚げ、蒸し焼きで焼いた甘い玉ねぎ。それを焼肉のタレでコーティングすることでより一層味わい深いものに生まれ変わります。
最後に、ひき肉150gのみにしたのは「冷凍豆腐」で代用することができるからです。冷凍豆腐は解凍し、水分を絞ると弾力が出ます。食感はまさにひき肉!そこに牛脂の風味も合わさり、まさに「なんちゃって牛ひき肉」になるのです!
チャーハンマウンテン
私は米不足以前から作っていますが、何度作っても子どもからの大歓声がすごい!
「ごはんで作るチャーハンよりおいしい」と、子どもたち。
だから、お米が少なくても安心してこのチャーハンを作っています。
いかがでしたでしょうか?歴史的には何度もあった米不足。その度に、いつかは絶対米が食べられるようになっています。だから、焦らずに待ちましょう。このチャーハンが一人でも多くの家庭を救うことができますように。