厳しい残暑も来週後半になると収まる見込みです。一方、秋雨前線が南下し再来週は西日本や東日本に停滞する可能性があります。

15日〜21日 秋雨前線が南下

15日(日)〜21日(土)にかけては、各地で天気が短い周期で変わりそうです。本州付近に停滞する秋雨前線のかかるタイミングで雨が降る予想です。

三連休明けの17日(火)と18日(水)は晴れる所が多いものの、19日頃からは西日本と東日本を中心に、雨の降る所が多くなる見込みです。前線に湿った空気が流れ込む影響で、雨の量が多くなる可能性があり、今後の情報に注意が必要です。

一方、厳しい残暑は次第に落ち着く傾向で、19日以降は最高気温が30℃を下回る所が多くなる予想です。北海道は秋らしい空気に覆われますが、気温の変化の大きい時期がありそうです。

22日〜27日 広い日範囲ですっきりしない

再来週22日(日)以降も、日本付近は湿った空気の影響を受けそうです。沖縄や西日本、東日本を中心に雨の降る日が多い見込みです。

日本の南では積乱雲が発生しやすく、新たな熱帯低気圧が発生・発達し、台風となって日本付近に北上してくることも考えられます。本州付近にも秋雨前線が停滞しやすい時期でもあり、大雨への備えが欠かせません。

すっきりしない日が多く極端な暑さは少なくなりますが、それでも九州から関東で最高気温が30℃くらいまで上がる日もある予想です。一方、北海道は晴れて過ごしやすい日が続く見込みです。