試合前、キャッチボールを行ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

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ロバーツ監督が示唆「ドアは開けたままだ。ごくわずかに可能性がある」

【MLB】ブレーブス ー ドジャース(日本時間14日・アトランタ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は13日(日本時間14日)、大谷翔平投手がポストシーズンで登板する可能性を示唆した。敵地・ブレーブス戦前にポストシーズン中の投手復帰について、「可能性は非常に低いだろうけど、ゼロではない」と話した。

 ロバーツ監督はMLBネットワークのラジオ番組に出演。大谷がポストシーズンで投げるかもしれないと言及していた。「『可能性がある?』と聞かれたから、『全てにおいて可能性がある』と答えた。これは長期(的な計画が必要)なこと。私たちは10月に入るまで、まだ色々なことをしないといけないし、その先もそう」と先を見据えた。

 この日、大谷は約30メートルの距離をとってキャッチボール。すでに5度ブルペンで投球練習を行っており、9月末には打者相手の投球を再開する予定だ。

 投手陣ではエース右腕・グラスノーをはじめ、カーショー、ストーンらが戦線離脱中。ロバーツ監督はまだ大谷と投手復帰について話し合ってはいないというが、「彼(大谷)はリハビリを進めている。ノーと言って、扉を完全に閉めることは賢明な判断ではないかもしれない。ドアは開けたままだ。ごくわずかに可能性がある」。もし実現すれば、ドジャース世界一へのウルトラCとなりそうだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)