Image: AMD

AMDは、AMD Fluid Motion Frames(AFMF)の最新版「AFMF 2」をプレビュー公開しました。

エヌビディアのDLSSやAMDのFSR 3と異なり、AFMFはドライバー内でフレームを生成するため、ゲーム側での対応が必要なく、数多くのゲームのフレームレートを改善することが可能です。対応しているGPUはRX 6000やRX 7000。

AFMFは映像のフレーム(1枚1枚の画像)の間に、自動生成したフレームを挿入することで映像をなめらかにする技術。AMDのFSR 3ほどは正確ではないものの、対応タイトルが多いというメリットは明らかです。

最大のメリットとなっているのがフレーム生成のレイテンシー低下で、AMDは前世代のAFMFと比べて最大28%レイテンシーを減らしているとしています。

2024年らしく、AFMF 2にも人工知能(AI)が搭載されています。

「サーチモード」は1440pと4Kの解像度であまりにフレーム間の差異が大きい場合に、ヌルヌル感をキープするためにAFMFのフレーム生成を停止する機能となっています。

また、「パフォーマンスモード」では、GPUの余力を減らすことであまり高性能でないGPUでも高フレームレートを出せるようにします。

今夏のアップデートではそれ以外にもRadeon RX 7000とRadeon 700Mシリーズでのフチなしフルスクリーン対応や、VulcanとOpen GLへの対応、AMD Radeon Chillとの互換性なども追加されています。

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