ラツィオでプレーする鎌田大地【写真:Getty Images】

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今季は公式戦28試合で1得点1アシスト止まり

 イタリア1部ラツィオに所属するMF鎌田大地は、今シーズンの公式戦28試合に出場して1得点1アシストにとどまっている。

 ラツィオで失敗の烙印を押されている鎌田だが、2024-25シーズンに向けてイタリアの2クラブが関心を示していると海外サッカーサイト「Onefootball」が報じている。

 ドイツ1部フランクフルトを退団して移籍金ゼロで加入したが、当初の期待に応えられているとは言い難い。クラブでの序列が低下したことを受け、日本代表からも遠ざかっている鎌田だが、イタリア1部アタランタとナポリが獲得に関心を示しているという。

 現在、ラツィオと鎌田は1年契約しか結んでおらず、契約延長オプションは行使されない見込みだという。また、記事によれば、ナポリは昨夏も鎌田の代理人に接触していたものの、クラブが肖像権の全権を求めたことにより、交渉は破談していたという。

 また、ラツィオではマウリツィオ・サッリ監督が退任し、新たにイゴール・トゥドル監督が就任したことで戦術が変わり、鎌田にとって歓迎すべき状況になる可能性もある。昨夏にはミランやASローマといったクラブも獲得に乗り出していたとされる鎌田だが、残りのシーズンで自身の価値を示して再び多くのオファーを受ける立場に戻れるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)