ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】

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リバプールやマンUから関心と伝えた

 イングランド1部リバプールが、エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者として、スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に関心を示しているようだ。

 リバプール専門メディア「Anfield Index」が大々的に注目している。

 リバプールの10番を背負うサラーは、2017年7月にイタリア1部ローマからリバプールに加入。リバプールではエースに君臨し、プレミアリーグでは3度の得点王に輝き、数々のゴールをチームにもたらしてきている。そんなサラーも現在は31歳となり、最近の移籍市場ではサウジアラビアからの関心も報じられている。

 そうしたなか、久保をサラーの後継者としようとする向きがあるようだ。「Anfield Index」は「久保:リバプールにおけるサラーの完璧な後継者?」と見出しを打って特集。イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドともに次の移籍のターゲットとして注目を集めていることに触れ、「日本のセンセーションがプレミアの巨人リバプールとマンチェスター・ユナイテッドの目に留まった。久保はその巧みなプレーとフィールド上でのダイナミックな存在感により、欧州サッカー界で求められる人材として浮上」と報道した。

 幼き頃からの久保のキャリアにも注目。「才能は紛れもない」と評価。プレースタイルについては「俊敏性とボールコントロールのスキルは彼のスタイルの中心。右ウインガーとして得意の左足でインサイドに切り込む能力で知られ、伝説のアリエン・ロッベンと比較される」と、特徴も述べている。正確なパスやミドルシュート、運動量とプレス能力について「現代サッカーの要求にマッチしており、どのチームにとっても貴重な存在」と、リバプールなどで求められる人材であり続ける理由を示した。

 久保の去就は依然として注目される。同メディアは「リバプールはクロップとサラーの後の人生に向けて準備を進めており、久保はレッズが大切にしているダイナミックなフォワードのタイプにぴったり」と太鼓判を押した。(FOOTBALL ZONE編集部)