現役時代のランディ・ジョンソン氏【写真:Getty Images】

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引退後はプロカメラマンに

 米大リーグ往年の名投手、ランディ・ジョンソン氏の“華麗なる転身”が話題となっている。通算303勝左腕は2009年の登板を最後に現役引退したが、その後は意外にもカメラマンとして活動。日本時間13日の米編集者のSNS投稿がバズり、思わぬ形で脚光を浴びた。米ファンからは「スマートな姿」「引退後のキャリアにリスペクト」などと反響が集まっている。

 発端は米メディア「インサイダー」の編集者、ソフィー・クリーマン氏のツイッター投稿だった。「ランディ・ジョンソンがプロカメラマンとして、NFLの試合を撮影していることを今日知った」などと記し、撮影中の写真を公開した。

 するとこの投稿は、14.9万件以上の「いいね」が集まるなど大バズり。転身を知らない米ファンも多かったのか、コメント欄には「最高だ!」「引退後のキャリアにリスペクト」「スマートな姿」「良い目を持っているからいい写真が撮れるのだろう」などと、仰天した様子の米ファンの反響が寄せられた。

 この後、多くのメディア関係者や米メディアもクリーマン氏の投稿に様々な反応を示していた。そのうちの一つ、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は「殿堂入り選手ジョンソンの写真愛がツイッターで再脚光を浴びる」との見出しで報じている。

 同局によると、拡散された写真は11年のNFLカージナルスとカウボーイズの試合。ジョンソン氏が公式サイトに記した「10年の引退後、私はこの(写真への)情熱に再び焦点を当てている」との言葉を紹介している。ジョンソン氏は歴代2位となるサイ・ヤング賞5度。通算303勝を挙げ、2015年に野球殿堂入りを果たした。

(THE ANSWER編集部)