言うなれば“最終ラインのクォーターバック” レイソル・古賀太陽が見せる絶品のパスセンス
現地時間19日に行われた明治安田生命J1リーグ第1節にて、湘南ベルマーレと対戦した柏レイソル。2022年シーズンの幕開けはアウェイでの一戦となったものの、この試合に同クラブは2-0で勝利を収めている。中村慶太のPK獲得に、小屋松知哉の追加点。この湘南戦では新加入選手の活躍が白星につながった。
しかし、その一方では昨季から所属していた選手たちのパフォーマンスも見事なものだった。なかでも、その特性を活かして最終ラインから存在感を放っていたのがDF古賀太陽だ。この試合で3バックシステムの左センターバックとしてプレイした同選手は、攻守でチームに欠かせない存在として機能。データサイト『SofaScore』も、そのプレイぶりにはチーム3位となる評価点「7.4」を与えている。
『SofaScore』によると、この試合では両軍トップとなる110本ものパス本数を記録した古賀。こうした数字を見ても、彼がどれほど柏のパスワークにおいて重要な存在だったかは窺い知ることができるだろう。シンプルな守備面での貢献もさることながら、そのパスセンスを活かして攻撃時にもチームの中心となれるレイソルの若き主将。古賀太陽は今季も頼もしい存在として柏の最終ラインに君臨することとなりそうだ。