ボルシア・ドルトムントは現在、VfBシュトゥットガルトから、グレゴール・コーベルの獲得間近のところにまで迫っている。これは当初ドイツの大衆紙ビルトが報じたもので、kickerで確認をとったところ、まだ最後の詳細部分で合意に至っていないという。なおドルトムントとは、2026年までの契約を結ぶ見込み。

 スイス1部グラスホッパー・チューリヒのユースチームから、2014年にTSGホッフェンハイムへと移籍し、2019年1月よりFCアウグスブルク、そしてその後の夏には当時2部VfBシュトゥットガルトへと移籍していたスイス代表。

 そのシュトゥットガルトでは守護神として活躍を示して1部昇格へと貢献。昨年夏に400万ユーロで完全移籍を果たしており、今シーズンは昇格組として臨んだチームの飛躍に、kicker採点平均2.86をマークする好パフォーマンスで貢献していた。

CL決勝ではトゥヘル前指揮官を応援するドルトムント


 昨日に行われたヨーロッパリーグ決勝では、ビジャレアルがマンチェスター・ユナイテッドをPK戦の末に下したことによって、ボルシア・ドルトムントでは俄然、週末に行われるチャンピオンズリーグ決勝へと注目が集まることになる。

 でもしもプレミア王者マンチェスター・シティがチェルシーFCを下すことになれば、ドルトムントでは現在チャンピオンズリーグの組み合わせ抽選会にて、ポット2ではなくポット3へと転落。つまりは厳しい相手との対戦に臨む可能性が高まるのだ。