ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの有効性に関するデータをまとめて公開しました。このデータを見ると、「どのワクチンがどの変異株にどれだけ有効か」をチェックすることが可能です。

COVID-19 vaccine efficacy summary | Institute for Health Metrics and Evaluation

http://www.healthdata.org/covid/covid-19-vaccine-efficacy-summary

IHMEによると、COVID-19の主要な変異株4種のうちD614GとB.1.1.7に対するワクチンの効果は同じだということが判明しているとのこと。またB.1.351とP.1も、変異の様態が似ているため、ワクチンの効果も同様だと見られています。

そこでIHMEは、「D614GとB.1.1.7」および「B.1.351とP.1」に対するワクチンの有効性を「症状の予防効果」と「感染の予防効果」にわけて、主要なCOVID-19ワクチンの効果をまとめました。その表が以下。なお表中の色がついている欄は、具体的なデータがないため推定値が入力されていることを意味しています。

ワクチンD614GとB.1.1.7B.1.351とP.1症状の予防効果感染の予防効果症状の予防効果感染の予防効果ファイザーとBioNTech91%86%69%45%モデルナ94%85%72%47%アストラゼネカ75%52%10%6%ジョンソン・エンド・ジョンソン72%72%64%42%Sputnik-V92%80%70%45%Novavax89%77%49%32%CoronaVac50%43%38%25%Sinopharm73%63%56%36%Tianjin CanSino66%57%50%32%その他のmRNAワクチン95%83%72%47%全てのワクチン75%65%57%37%