近年はサブスクリプションサービスが目まぐるしく出現し、多様なコンテンツが日々生み出されている。その中でスポーツのライブコンテンツは、価値の向上に一考の余地がある。

 

アメリカには、日本のように無料で全国放送を視聴できる文化がなく、観たいケーブルテレビのチャンネルを契約する人がほとんど。戦略コンサルティングファームである「Altman Vilandrie&Company」の調査によると、スポーツファンの90%は、有料チャンネルへの契約に至っている。サブスクリプションサービスが主流となりつつある中でも、ケーブルテレビには大きな価値があるのだ。

 

また、若い世代の44%は、5大スポーツ(NBA、MLB、NFL、NHL、カレッジスポーツ)に“推しチーム”が存在しない。一方で、NBAにおいては、55%が特定の選手を目当てに観戦しているというデータもある。

 

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若い世代にスポーツ観戦を訴求させるには、スタープレイヤーの存在は欠かせない。そして、これはケーブルテレビの収益にも直結することだろう。