【今週のリケジョ】空間照明、高みを目指す
感覚を共有、数字で説得
九州大学芸術工学部環境設計学科を卒業し、アパレル会社、フリーランスを経て、2017年11月に入社しました。今はスマート照明器具「サリオ」の販売に携わっています。調光や色温度、配光角度に加え、照明方向の上下左右などをタブレット端末などを使って自在に操作できる点をアピールしています。
貝沼由久会長兼社長の「最適な光を最短で」という言葉が心に響いています。アパレル時代、脚立を立たせて照明の向きをよく変えていました。ショーウインドーは狭く、マネキンを一度立てると奥まで行くのは一苦労でした。会社の支援もあり、照明士の資格を取りました。照明は感覚と理系が絡まるところ。相手を説得するには具体的な数字も必要です。顧客から頼られることも増えてやりがいを感じます。営業で拾い上げた現場の声を開発部門に戻し、照明器具の開発に貢献したいです。
インプットを止めたくありません。長期休暇があれば海外へ旅に出ます。写真や文献では感じきれない感覚を養いに行きます。将来はイタリアなどの照明の最先端の国もある欧州で照明の仕事をしてみたいです。
(文=山谷逸平、写真=森住貴弘)
