製造業の街から音楽都市へ。浜松を変えた女性編集長
創刊60周年を迎えたばかりのタウン誌『浜松百撰』の前編集長、安池澄江さんが1月初旬、91歳で他界した。米映画『ドリーム』を鑑賞した翌日、いつもの仲間とマージャンを楽しんだ後、テーブルにうつぶせる姿が最期だったという。
コンサートで訪れた歌手に浜松の魅力や欠点を楽屋裏でインタビュー。来訪した読者を紅茶でもてなし、文学仲間らを巻き込んで「文芸賞」や「1000円シアター」を企画し、モノづくりに負けない文化都市の土壌をつくった。
学生時代、帰郷の際に安池さんの元でアルバイトをした。新聞記者を志す時も背中を押してもらった。絶筆となった浜松百撰1月号の後記には「元気よく動き、元気よく遊び」と1年の計をつづっていた。
