怖いけれど読んでみたい?大人も楽しめる絵本「怪談シリーズ」3選

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絵本は夢のあるものが殆どですが、最近大人でもゾクっとする怖い絵本が図書館にあります。その名も「怪談シリーズ」です。この「怪談シリーズ」は子どもも勿論、ママでも楽しめます。そんな深い絵本「怪談シリーズ」をご紹介したいと思います。

■「いるのいないの」著・京極夏彦 絵・町田 尚子

まず作者の名前を見ただけで「子ども向け?」と言いたくなりますね。こちらの絵本は「怪談シリーズ」でもリアルに怖い! 他の「怪談シリーズ」も怖いのですが、こちらの絵本は個人的な最後にザワッっとした一冊です。設定も味があります。おばあちゃんの古い家に住むことになった主人公の少年が怖体験をする話なので、古い家という設定だけで怖さや雰囲気が出てきました。どちらかというと、寝る前ではなく朝明るい時に読んでほしい一冊です!

■「おんなのしろいあし」著・岩井志麻子 絵・寺門孝之

最近はテレビで際どい発言が目立つ岩井志麻子さんですが、実は立派な作家。そんな岩井志麻子さんが発する独特な絵本こそ「おんなのしろいあし」です。おばけなんか怖くない! という強気な少年が、度胸試しにみんなが避ける古い倉庫に行ってみるものの、そこで女の白い足に出会ってしまい……。内容も白い足の正体もどうしてそこに出るようになったのかも一切説明がないからこそ、想像力が掻き立てられます。岩井志麻子独特な妖艶な雰囲気が、とても魅力的な一冊になっています。

■「悪い本」著・宮部みゆき 絵・吉田尚令

今まではおばけやホラーでしたが、この「悪い本」は生きた人間の「悪い部分」を描いた絵本です。レビューでも賛否両論別れる感想で「絶対に読ませたくない!」とういう声もあれば、「人間の本質を描いた絵本」という高評価もあります。人間は誰でも悪いものに引きずり込まれる素質があります。恨んだり妬んだりという気持ちは、誰の心にも存在します。「意味が分からない」という子もいれば、中学年高学年になり、そういう気持ちと葛藤する時期の子もいるかもしれませんね。「誰にでもある気持ち。だけどその気持ちをどう向き合えばいいか。」を、考えさせられる絵本だと思います。

いかがでしたか? 怖い絵本の代表「怪談シリーズ」をまとめてみました。絵本は芸術の一つ。賛否両論あるかもしれませんが、心に響くことには間違いないと思います。良いものも悪いものも、絵本はいろんな世界を経験させてくれます。どんどん触れさせてみてはいかがでしょうか?