写真は公式HPより

 大阪維新の会除名騒動で注目を浴びた衆議院議員・上西百合子氏(32)。近頃では雑誌や新聞のインタビュー、そして情報番組出演と、徐々に露出を増やしている様子だが、そんな彼女が熱心に「メイク術研究」に勤しむ姿を、6月11日発売の『週刊新潮』(新潮社)が伝えている。

 上西議員は2015年3月13日、体調不良を理由に衆議院本会議を欠席したが、翌14日から15日にかけて旅行に出掛けていたと報じられた。4月3日には大阪維新の会代表・橋下徹氏(45)同席で記者会見を開き、私的旅行ではなく仕事だったと説明。しかし翌4日、維新の党は上西議員の除名処分を発表した。

 現在は無所属の議員として活動中の上西議員。5月には『東京スポーツ』『SPA!』(扶桑社)など活字メディアのインタビューの登場し、さらには『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演。それぞれ話題になった“パンダメイク”は鳴りを潜め、ほぼすっぴんに近いナチュラルメイクで、当り障りのない発言に終始していたものだった。

フカキョン、あゆ、安室の写真を次々と…

 そんな彼女の“今”を『週刊新潮』が伝えている。同誌によれば、上西議員の姿が目撃されたのは5月29日。東京発博多行の新幹線のグリーン車最前列に、白地に黒い水玉の派手なジャケットを着て乗車していたという。乗り合わせた乗客によると、上西議員が検索していたのは女優・深田恭子(32)の画像。検索しては保存を繰り返し、深田の画像集めが一段落すると、今度は歌手の浜崎あゆみ(36)や安室奈美恵(37)の画像検索へ。その後にスマホで自らの顔を撮影し、検索した芸能人の画像と見比べながらメイクの研究をしている様子だったそうだ。

 しかし、日本中からの批判にさらされている現状を“メイク術”で乗り切ろうとしている上西議員は、やはりズレていると言わざるを得ないという。

「本人は政界引退後のタレント転身も視野に入れているのかもしれませんが、現在はあくまで『話題だから』という一点でお呼びがかかっているだけ。どれほどメイクにこだわったところで、今後もしテレビでお声が掛かるとしても『ざわちんVS上西議員 深田恭子のそっくりメイク対決』といった、バラエティでのイジられ役が関の山でしょう」(民放局員)

 果たして上西議員は、自らすべてをネタに昇華して、バラエティで生き残る覚悟を持つことはできるか?

(取材・文/一樹守)