欲しかった先制ゴールを奪ったのは作陽の#3石崎 (Photo/B.O.S.)

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 第85回全国高校サッカー選手権会が6日、東京・国立競技場で準決勝の第1試合が行われ、作陽(岡山)が神村学園(鹿児島)を1−0で退け、岡山県勢として初、決勝へ駒を進めた。

 この大会15回目出場の作陽と初出場の神村学園は、ともに初のベスト4進出を果たし、対戦した。試合開始前から大粒の雨が降り続く悪コンディションの中、0−0の均衡を破ったのは作陽。前半24分に右サイド中盤から送り込まれたボールのヘディングシュートに対し、神村学園のGK矢野が横方向に弾き、そのこぼれたボールを相手チーム主将の石崎が押し込み、決勝点となるゴールを決めた。

 神村学園は同点に追いつくべく、チームの切り札と期待する身長158センチの小兵、FWの村田銀次を投入するも展開が広がらず、準決勝で屈した。作陽は創部36年目で、初の決勝進出となった。

1月6日 【準決勝 12:10 kickoff】
作 陽(岡山) 1 - 0 神村学園(鹿児島)国立
1月6日 【準決勝 14:15 kickoff】
盛岡商(岩手) 1 - 0 八千代 (千葉) 国立

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