台風10号と11号の衛星画像。(livedoor 天気情報)

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14日午前9時、フィリピンの東の太平洋上で台風11号が発生した。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、中心から半径240キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。台風は、1時間におよそ20キロの速さで北北東に進んでいる。

 台風の中心は、72時間後の17日午前9時には伊豆諸島近海に達する見込みで、気象庁はこの方面の船舶に警戒を呼びかけている。

 一方、台風10号は14日正午には父島の西約450キロの海上にあって、1時間におよそ10キロのゆっくりした速さで北西に進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートルで、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 10号は、24時間後の15日正午には父島の西約470キロの海上を中心とする半径150キロの円内に達する見込み。【了】

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