中国メディア・華声在線は16日、2月14日は西洋ではバレンタインデーとされ、恋人たちが花火を見に行ったり、映画を見たり、ランタン祭りを見に行ったりしたと報じた。
しかし、一部の恋人たちは「文字を刻む」方法でしか愛の思い出を作れないようだ。バレンタインデー後に湖南省の烈士公園にある木製の柱には「○○は××を愛してる」とか、「離れない」とか、「○○、君を一生愛する」とかいった「愛情宣言」が多く刻まれた。公園側は修理のための経費を申請中とのことだ。
中国の男性は各種の行動によって愛を示す一方で、口で愛を伝えることは少ない。先日、ある中国のネットユーザーが「天下の男性のなかで、中国の男性が最も『愛している』と言わない」とする文章を発表した。文章の内容は以下のとおり。
米国で26年暮らしているが、早いうちに英語で口先だけ「愛している」と言うことを覚えた。従業員や近隣住民、果ては見知らぬ人を相手に1日平均70回あまりも口にする。現地で生まれた息子は、私とのケンカが終結すると電話口に英語で「パパ、愛してる」と言うのを忘れない。
ところがだ、これを中国語にすると死んでも口に出せない。トイレにこもって小声で練習したりもするのだが、歯が浮くような、気取っているような感じがする。自分に対する蔑視に耐えきれなくなる。
80歳を過ぎた母の様子を見に北京へ戻ったとき、あと何回母親の顔を見られるか分からないという思いから「母さん、愛してるよ」と口にした。すると母親はにわかに驚き、私の目を見て「あんた、頭おかしくなっちゃったんじゃないか」と訝しげに聞いてきた。
中華民族の男は、愛を行動で示せるが、愛を語ることはできない。欧米の男子は、毎日愛を口先で語るだけで実際は何もしないと私は思う。かたや中国の男子は最も地味ながらも一生懸命に取り組む。だからこそ、われわれは世界最多の人口を生みだしたのだ。この偉業は言うだけではできないのだ。
(編集翻訳 城山俊樹)