ゼニト・サンクトペテルブルクとのロシア・スーパーカップで、2ゴールを挙げたCSKAモスクワMF本田圭佑は、すでに自分がミランの選手だと感じている。だが、CSKAのユニフォームを着ているかぎりは、CSKAのために全力を尽くすだろう。そして彼は、チームに勝利ももたらしている。

ロシア・スーパーカップでの活躍は、本田にとって最高の“名刺”であり、ミランのサポーターたちは、取引がうまくまとまるのを待ちながら、彼のことをたたえている。サポーターは、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が、本田がフリーとなる1月ではなく、その前にイタリアへ連れてくることができるようにと望んでいる。

本田自身はゼニト戦後、『championat.com』で、次のように話している。

「CSKAでは3年半を過ごし、満足でした。でも、今はビッグクラブでプレーした。クラブはミランの関心と、僕の移籍希望を知っている。移籍がいつになるか? それは、交渉をしている兄に聞いた方がいいでしょう。僕は、いつであっても、ミランへ行くことを誇りに思います」