マンUのファーガソン監督「レアル・マドリード戦は今月の目玉」

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 日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uのアレックス・ファーガソン監督が、今シーズンでのタイトル獲得に向けて、自身の思いを明かした。クラブの公式HPが伝えている。
 マンチェスター・Uは現在、リーグ戦で2位に勝ち点9差をつけて首位を独走。「選手達にも、優勝まであと少しということに気付いてもらいたい」と語り、「プレミアリーグ、FAカップ、そしてチャンピオンズリーグと大きな挑戦が目の前に迫っている。メンバー選考が今後は重要になるが、それは私やスタッフの仕事だね」と続けた。

 また、「これからは、選手達にも優勝に向けた気概を示してもらいたい。彼らにも大事なことなんだ。ホームでのトッテナム戦では、そういう強い気持ちを見せてくれた。残念ながら勝てなかったが、正しい方向に進めている」と、選手への要求を明かして、今後の日程について言及している。

「過去数年、FAカップでは良い成績を残せていない。決勝にも6年も進んでいない。非常に良い目標になっていると思うよ。それに今月はレアル・マドリードとの第1戦も控えている。今月の目玉だね」

「ビックゲームから得られる恩恵をリーグ戦に生かしたいね。今シーズンはリヴァプールやチェルシー、マンチェスター・シティーに勝利した。それに残り30秒を耐えられたら敵地でのトッテナム戦にも勝てていた。全体的に見れば、ビッグゲームから大きなリターンを得ている。それらの成果として、シーズンが終わる頃に良い結果に変わってくれていれば良いね」

 マンチェスター・Uは、10日にホームで行われるプレミアリーグ第26節でエヴァートンと対戦。13日には、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、アウェーのレアル・マドリード戦に臨む。

(C)Manutd.jp