サッカー日本代表の次期監督に就任することが決まった、前イタリア1部・ユベントス監督のアルベルト・ザッケローニ氏(57)が31日、東京都内で就任会見を行った。ザッケローニ氏はイタリア人で、これまでイタリア1部リーグ(セリエA)のACミラン、ユベントスなどを率いた人物。

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 韓国のメディアも日本代表の新監督に注目しており、過去の経歴などを含めて報じている。

 南アフリカW杯でベスト16に進出し、アジア・サッカーの真価を見せた日本は、その後、岡田武史監督の後任が決まらなかったが、ようやくザッケローニ氏を迎え入れた。 新しく監督を引き受けることになったザッケローニ氏は3バックの信奉者であり、自身の信念を曲げない人物であると紹介している。

 また、次回のブラジルW杯の体制に転換した日韓のサッカーは、同じ戦術を志向しており、その中心は3バックだとし、ザッケローニ氏は、日本代表チームをスリーバックに導く可能性が高い。彼の3バックは世界のサッカーの流れを無視し、すでに古いという指摘もあるが、日本代表チームとは相性が合う可能性もあるとの見方を示している。

 同氏は、ACミラン監督時代の98−99シーズンには、チームをセリエAでリーグ優勝に導いた。しかし、その後、移籍したインテルではスリーバックに固執するあまり、選手と摩擦を起こし、彼の選手掌握力は最悪であると評された。また、その後のトリノFCとユベントスでの成績も低迷した。そのため、イタリアでは近年、その手腕に疑問が持たれている。そのようなザッケローニ氏を新監督に選んだ日本サッカー協会に対して、イタリア現地の人々はインターネット上の各種サイトを通じて「愚かな選択」と指摘していると報じている。(編集担当:李信恵・山口幸治)



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