いよいよ夏フェスのシーズンが近づいてきた。今年も全国各地で「FUJI ROCK FESTIVAL '10」、「METAMORPHOSE 2010」、「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010」など、大型フェスが目白押し。音楽ファンには忙しくも楽しいひと夏となりそうだ。 そんな中、ひときわ注目を集めたのが「SUMMER SONIC 2010」だ。6月25日に発表された「出演アーティスト第14弾」の中に加護亜依の名前があり、この出演情報が賛否両論を巻き起こしているのだ。

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 各メディアでは、加護がジャズシンガーとして出演することを報道。このジャズシンガーというのが引っかかるようで、

・ジャズを甘くみるなよ。冗談じゃない!
・実力もないのに、なんでジャズシンガーを名乗れるのかが不思議。
・本気のジャズシンガーの方々に失礼な気がします……

など、さんざんな言われようだ。
 しかし、ジャズファンに言わせると、

・彼女のステージを観たことがあるが、“ジャズの真似事”といった感じ。
・都内の有名なジャズクラブでの出演経験もないんでしょ?どうなの、それって?
・せめて、ヴォーカルセッションくらいはできないと、まずいと思うけど?

と、その言葉には説得力がある。
 確かに、19世紀末からはじまるジャズの歴史は深く、さまざまな音楽の源流として高度な体系を作り上げてきた重要なジャンルである。
加護亜依”という名前だけで出演が決まったのであれば、煙たがる音楽ファンも多いだろう。しかし、フェスはあくまでもお祭りという見方もできる。そういったブロガーたちは……

・加護と聞くと、すぐにめくじらを立てなくてもwww
・お祭りなんだから、華やかで、話題性の高い人が出てもいいのでは?
・加護のおかげで、ジャズシーンが盛りあがれば、それもいいんじゃない?

といった意見も。

加護亜依は、何がしたいのかわからんな……。
・元・喫煙系アイドルに価値なんてないでしょ。

など、毎度毎度叩かれぎみの彼女だが、それももはやお家芸のように見えてくるから不思議だ。女優、シンガーなど、さまざまな道を模索する加護亜依。その生き方は一見不器用ながら、やはり唯一の存在感を放ちはじめている。

(イノウエアキオ)

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