プロレス人気の低迷が叫ばれて久しくもある昨今、女性ファンを中心に安定した人気を誇る、イケメン揃いのプロレス団体が「ドラゴンゲート」だ。

だが、現在、そんな人気団体に動物虐待の疑惑がかけられており、情報サイト『探偵ファイル』をはじめ、ネット上の掲示板でも物議を醸している。

5月末、『探偵ファイル』のスパイ日記には、「サル虐待を楽しむ最低のプロレス団体・ドラゴンゲート」といった記事が掲載された。

その驚くべき内容では、団体が飼育するサルに対し、所属選手が虐待を加えていることを指摘。実際、選手のブログでは、「暴れないように首を若干絞めております」といった日記と写真が掲載されたが、その写真について「どう見たら若干首を絞めている画像になるんだ?若干もなにも、これは完全な虐待だ」と訴え、また、別の選手のブログでも鼻血を流すサルの写真がアップされている様子を伝えている。

また、『探偵ファイル』(6月4日分)で更新された記事続編では、担当記者がすでに削除された選手の日記を入手。該当する日記より、「パイプ椅子や角材で殴る、酒を飲ませる、熱湯をかける、花火を向ける、…尖った棒が腹に突き刺さって心臓が見えた!?冷静に考えてみよう。残虐すぎないか?」と怒りを露にしている。

同疑惑に対し、ドラゴンゲートでは、公式サイト上で「インターネット上にある虐待の事実は判明しておりません。しかしながら現在、その事柄についてひとつひとつ再度の事実確認、検証をあらためて行っている最中」としているが、さらに更新された『探偵ファイル』(6月10日分)の続編では、この弁明記述の矛盾点を指摘。「(団体側の謝罪文は)卑怯な書き方だ」と非難しており、さらには、兵庫県警担当者の「警察としても事件化に向けて対応している」といったコメントも載せている。

これが事実であるなら、団体の存続をも揺るがす大問題でもあるわけだが、兵庫県警の調査結果はいかに――?