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女優の知英(23)が、12月2日スタートの東海テレビ・フジテレビ系『オーファン・ブラック 〜七つの遺伝子〜』(毎週土曜23:40〜24:35・全8話)で連ドラ初主演を務め、1人7役を演じることが8日、明らかになった。

KARAのメンバーとしての活動を終え、2014年に活動拠点を日本に移して以降で初の連ドラ主演。BBCアメリカで放送され、シーズン5まで放送されている人気ドラマ『ORPHAN BLACK』のサスペンスフルな展開を踏襲しつつ、ヒューマンドラマの要素を加えて日本版にリメイクする。撮影は都内近郊にて行われ、11月上旬にクランクイン予定。

主人公は元孤児のシングルマザー・青山沙羅。娘・萌絵と離れ離れな生活を余儀なくされ、「まとまったお金さえ手に入れば、人生をやり直せるのに」と鬱々とした日々を送っていた中、電車の飛び込み自殺を目撃する。自殺した女性が自分と同じ顔だったことからほんの出来心でその女性の鞄を持ち去ったところ、予測不可能な展開に巻き込まれていく。

今回のオファーを、「主演のお話をいただいたときは、喜びよりも本当に私でいいの!?」と誰よりも驚く知英。「その作品を自分が主演でやることも信じられないですし、プレッシャーしかないですが、とにかくやるしかない」と腹を決め、「共演者がほぼ自分というのも初めてなので、どうなっていくのか自分でもまだわかりませんが、7役を一気にやるということは女優人生でもなかなかないことですし、今後の糧になると思います」と意欲を燃やしている。

■知英コメント

「主演のお話をいただいたときは、喜びよりも本当に私でいいの!?という驚きでした。BBC版オーファン・ブラックはストーリーの展開が早く、内容も衝撃的で、中毒性があり私もドキドキしながら観ていました。その作品を自分が主演でやることも信じられないですし、プレッシャーしかないですが、とにかくやるしかないという心境です。共演者がほぼ自分というのも初めてなので、どうなっていくのか自分でもまだわかりませんが、7役を一気にやるということは女優人生でもなかなかないことですし、今後の糧になると思います。もちろん等身大の大学院生もありますが、刑事だったり、暗殺者だったりと役の振り幅がかなり大きいので、この撮影期間中自分自身の人格も分からなくなりそうです。この大きな試練に大きな決意をもってチャレンジしたいと思っています。まずは7人のキャラクターを自分の中で作りこみ頑張りたいと思います」

■松本圭右プロデューサー

「主人公の沙羅は孤独を胸の奥に抱えながら、懸命に生きている普通の女性です。ただ、さらに奥に、強い芯を秘めている。その沙羅をイメージした時、知英さんの持つ凛とした強さがはまると確信しました。1 人7 役……しかも今回は知英さんの母国語・韓国語や英語、さらに日本の方言にまで挑戦してもらいます!かなりチャレンジングな企画をお任せすることになりましたが、女優、アーティストなどいくつもの顔を持つ知英さんならきっとアメリカ版を超えてくれるに違いない!と若干のむちゃブリをしつつ(笑)、現場で作り上げられていく日本版『オーファン・ブラック』を私自身、楽しみながらお届けしたいと思います」