弁護士自治に対する会員弁護士の目線は、やはり大きく変わってきたように思います。弁護士の経済的な環境が変わるなかで、これまでにも書いてきたように、彼らに課されている「会費」の負担感とともに、その現実的な存在意義を問う形で示されるものが目に付きます。それは、「会費」の徴収理由そのもののコンセンサスが、実質的には会員の間で得られていないということもありますが、さらに、経済的自由、つまり、弁護士をビジ