ゲーリンクス(1624-69)もヤンセンと同じくルーヴェン大学の教授でしたが、1658年にヤンセニズムを唱えたために職を失い、カルヴァン主義に転向してオランダのライデン大学に移りまし。彼はデカルト主義者であったにもかかわらず、デカルトの松果体説を否定し、1665年の『エティカ』で極端な独我論を主張しました。それによれば、心は外界になにかをするにはまったく無力です。だから、我々はもっと謙虚で敬虔であるべきでしょう