地域資源を活用して環境・経済・社会の課題を同時解決する「地域循環共生圏」の概念図は、「曼荼羅(まんだら)」と呼ばれている。びっしりと並ぶ文字が森、里、川、海を埋め尽くす構図が、多数の仏を描いた密教の曼荼羅と似ているからだ。概念図には先端技術やビジネスによって成立する未来像が描かれており、地域循環共生圏の創造に企業が不可欠となっている。地域とつなぐ基盤事業始動概念図には細かい文字で再生可能エネル