浅田真央

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21日、横浜で開催されるフィギュアスケートのアイスショーに浅田真央が出演する。その前日となる20日、NHK「サンデースポーツ」番組内では彼女のインタビューが放送された。

今年2月のソチ五輪では、初日のSPで16位とメダル獲得は絶望的な状況に追い込まれながらも翌日のフリーでは自己ベストを更新する見事な演技を披露した浅田。同インタビューでは、ソチ五輪を振り返りつつ現役続行か否かについて発言した「ハーフハーフ」について現在の心境を語った。

「やっぱり思い出すだけですごく辛い大会。バンクーバーからソチまでの4年間はとても大変だったんですけど、あの2日間の出来事も4年間と同じくらい大変だった」。

ソチ五輪での2日間をこう振り返った浅田は、「終わった時は今思うと悔しい気持ちのほうが強くて、なんであのショートができなかったんだろうなって。ショートができてたら変わってたんだろうなっていう思いがこみあげてきて悔しかった」と続け、ソチ五輪の演技後に見せた涙はフリーの達成感よりも悔しさからくるものであったと明かした。

また「ハーフハーフ発言」については「やるにしてもやらないにしても、どちらかにいくんだろうなと思う。またそれで大きく人生が変わるんだろうなと思うと、決断に至れないのが今の状況」と本音を述べた浅田は「でも、焦ることなく流れにそっていければいいのかなと日々悩みながらですけど感じている」と語った。