日産自動車が14日に清算を開始したロシア市場向け新型ファミリーセダン「ダットサン on-DO」

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 日産自動車は14日、ロシア市場向けに開発した新型ファミリーセダン「ダットサン on-DO」の生産を開始したと発表した。

 「on-DO」は、ロシア向けに開発した4ドア5人乗りセダン。広々とした室内空間を備え、安全かつ充実した装備も配したクルマで、ロシアの路面や天候状態に対応できるように開発したという。デザインは厚木市の「日産デザインセンター」で行い、ロシア、日本、その他の国々から集結したエンジニアの国際チームによって共同開発した。

 価格は32万9,000ルーブル(約97万3,000円)からとなり、7月後半に、25のダットサンブランド店舗で予約注文を開始する。納車は晩夏頃となる予定。

 ルノー・日産アライアンスとパートナーシップを結んでいるアフトワズのトリアッティ工場では、14日に第1号車の生産組立開始を記念した式典を行った。

 ダットサンのグローバル責任者でアフトワズ取締役のヴァンサン・コベ氏は同式典で、「ダットサン『on-DO』は、モダンで、高品質な、日本車を求めるロシアのお客様への新しい選択肢となります」と述べた。