LINE、IP電話サービス「LINE電話」の利用時に端末・電話番号の確認プロセスを追加!Android版LINEを最新版4.3.0にアップデートで対応

「LINE電話」の利用時に端末・電話番号の確認プロセスを追加!

LINE Corp.は28日、同社が提供・運営するスマートフォン(スマホ)向け無料通話・メールサービス「LINE(ライン)」においてAndroid向け最新版(バージョン4.3.0)を公開し、先月17日にAndroid版を先行提供開始した一般の固定電話や携帯電話に電話をかけられるIP電話サービス「LINE電話/LINE Call」( http://line.me/ja/call )についてより安心して利用できるように本人確認のためのプロセスを強化したとお知らせしています。

同社では今月4日にLINE電話において電話番号が偽装できる問題があるとして今月中をめどにLINEのアプリをバージョンアップし、SIM情報やネットワーク接続状況の確認、不正使用検知アルゴリズムによる確認といった確認プロセスを追加適用することで不正利用を防ぐとしていました。

LINE電話はLINEから一般の電話に対して発信ができるIP電話サービスです。LINEユーザー同士で利用することができる「無料音声通話」とは別のサービスとなります。

今回、新しく追加した確認プロセスはLINE電話を利用する人が、本当にその電話番号の持ち主かどうかを確認するプロセスとなります。

本人以外の電話番号を利用してLINE電話で電話をかけている可能性がある場合に、以下のプロセスが発生します。

1) 「LINE電話」画面上に認証に関するポップアップが表示される
2) 「認証」をタップすると、LINEに登録している電話番号宛にSMSが届くので認証番号を確認する
3) 「LINE電話」の画面に戻り、SMSに記載されていた認証番号を入力する

以上のプロセスで認証が成功すると、LINE電話から発信者番号を表示させて電話をかけることができます。

なお、認証を「キャンセル」した場合や、認証に失敗した場合、バージョン4.3.0未満のLINEを利用した場合は、本人かどうかの確認ができなかったと判断し、LINE電話から発信した電話番号が非通知になります。

02
非通知発信


発信者番号を通知させたい場合は、LINE電話の「設定」→「非通知発信解除」をタップして、認証を行ってください。

03
非通知解除


なお、本人確認プロセスは以下の内容を確認した上で実施します。同社では確認方法・基準の詳細についてはセキュリティー観点上、開示を控えるとしています。
・端末のSIM情報の確認
・ネットワーク接続状況の確認
・不正使用検知アルゴリズムによる確認

記事執筆:memn0ck


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