就職支援や再就職支援を提供している中で感じることは、生活の中心が「働くための環境を目指すこと」になっている弊害。
民主党の雇用対策は、景気対策と連動していないようなので効果も期待できず…。まずは外に出てみませんか？と。

マクロ的な観点とミクロ的な観点が混在していますが、一先ず思うところを書いてみたいと思います。

◆ 仕事が無いなら外へ出よう

インターネット社会は、様々な情報を無尽蔵に集めることができる場所になったと思います。しかし、自宅のインターネット環境で仕事ができている人は日本経済においては、ほんの少数しかいません。

会社や店舗の内外において活動する上での重要なツールにはなっているのですが、何時間もこの情報が詰まった箱を眺めていてもお金にはならないのです。

もちろん就職活動をしている方々にとっては重要なツールではあるのですが、活動を支援する側からすれば、いくら眺めていても採用が決まる時には家の外でのリアルなコミュニケーションが必要不可欠ですから、家の外にいる時間が長い方が就職するチャンスは広がると考えるわけです。

そして最も大きな問題は、日本中に「資格」と「資格保有者」が溢れていて、資格取得が結果的に就職の機会を妨げているという事実。

日本企業での採用は、明確なスキル設定がなされていないことが多く、外見や相性重視の部分が判断材料となっていますので、経験量の増大はキャリアアップになったとしても、スキルアップはキャリアにはなんら影響しないという現実があります。

◆ 月額10万円の給付金付きの国営「適職塾」が流行らない…

まず、厚生労働省のWEBより

3年間で7000億円もの予算が付いている「緊急人材育成支援事業」について

http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/training/jinzai.html

そして、緊急人材育成・就職支援基金事業について
http://www.javada.or.jp/kikin/index.html


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