5回1死二塁、森下翔太は追加点となる中越え2ラン本塁打を放ち、ナインに祝福される(カメラ・義村 治子)

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◆JERAセ・リーグ 広島2―4阪神(17日・マ ツダスタジアム)

 阪神・森下がキングの風格を見せつけた。1点リードの5回1死二塁。変則右腕・アドゥワの142キロ直球をバックスクリーン左にたたき込んだ。リーグトップ独走となる24号2ラン。今季83試合目で、早くもキャリアハイだった昨季の23本を上回った。「早ければ早いほどいいなと思っていましたけど、オールスターの前に超せたのは良かった」。オフから30本を最低目標に掲げ、取り組んできた努力が結実した。

 チーム内に最高のライバルがいる。“アイブラック兄弟”の愛称で親しまれ、兄貴分の佐藤と本塁打王争いを繰り広げている。「もちろん意識もしてますし、輝さんから学ぶこともあります。同じチームにいるのは自分の頑張れる一つの要因でもあると思う」。直近6戦5発の佐藤に3本差をつける一発で、勝利も呼び込んだ。

 チームの勢いも加速し続けている。連勝で5月30日以来の2ケタ貯金10。単独首位をキープし、藤川監督は「チームにとってこの9連戦というのは、いい状態で進んでくれている」と確かな手応えを感じている。「けがなくやっていきたいと思います」。好調の猛虎打線を背番号1が引っ張っていく。(藤田 芽生)