6月29日、東京都杉並区長選の開票が行われ、現職の岸本聡子氏が再選を果たした。次点の大和田伸氏(自民党推薦)に2倍以上の差をつける圧勝だった。

【映像】当選後の岸本聡子氏のYouTube動画

 この件について、岸本氏を応援し、先日中道改革連合からの離党を表明した吉田晴美衆議院議員が、ニュース番組『わたしとニュース』でコメントを寄せた。

「実は蓋を開けるまでは、ここまで圧勝になるというのは想像ができなかった。激戦でもうギリギリかなと思っていた。自民党の重鎮の方々が続々杉並入りする中で、岸本氏が『インターネット広告を一切やらない』と言った。本当にみんな半分ヒヤヒヤしながらだった。でもかえってそれで、みんな一人一人が自ら行動しないといけないという熱になったのかなと思う」(吉田氏、以下同)

 一方、今回の結果について、選挙ドットコム副編集長の伊藤由佳莉氏は次のように分析する。

「事前の調査を選挙ドットコムとJX通信社で実施していた。その時から岸本候補が優勢であると見て取れた。次点の新人・大和田氏、そして前職の田中(良)氏のいわゆる保守分裂と言われていた選挙だったが、2人の票数を足しても岸本氏には届かない、それぐらい圧勝だった。そもそも2期目の現職の選挙は、結構な失政がなければ優位に進められ、『2期目は強い』とよく選挙業界では言われている。そういった中で岸本氏が終始優位に進めていた戦いだったと見ている」(伊藤氏、以下同)

 さらに、SNS上での一部の過激な論調についても触れ、冷静な見方を示す。

「一部SNSですごく過激な論調があった。ただ、それが全体的にものすごく回るというよりは、一部で過熱化していたと見ている。」

 前回の衆院選(東京8区)で自民党の門ひろこ氏に敗れた吉田氏だが、自身が応援する区長が誕生したことについて次のように期待を込めた。

「率直に2期目がまさに問われるところでもある。岸本氏は4年間の実績をしっかり作ってきたが、2期目でもっと信任を得られて、(政策等を)実現できるのではないかという期待の声が昨日(29日)もすごくいっぱい届いているので、そこを岸本氏がこれからみんなの暮らしのためにやっていく姿、それを支えていけたらいいと思っている」

(『わたしとニュース』より)