【ゴルフ】井上信、唯一60台で首位発進 深堀の助言で柔軟性アップ
◇第12回マイナビシニア&レディースカップ第1日(2026年5月23日 千葉県柏市 藤ケ谷CC=男子シニア6826ヤード、女子レギュラー6368ヤード、女子レジェンズ5782ヤード、いずれもパー72)
男女シニアと女子が同組で回る混合戦。レギュラーツアー2勝の井上信(51=袖ケ浦CC)が出入りの激しいゴルフながら3アンダーの69で回り、首位発進した。女子はツアー1勝の藤本麻子(35=フリー)が70でトップに立った。
井上のスコアは乱高下したが、唯一の60台。12番パー5は残り210ヤードの第2打を5Uで2・5メートルにつけ、イーグルを奪った。「ティーショットが良ければ勝負になる」の言葉通り、暴れなかった1Wにより、パー5全てでスコアを伸ばした。
シニアデビューの昨年は「年相応のゴルフができていない」と体の変化と技術のはざまで葛藤した。深堀圭一郎から「湯船に漬かった方がいい」と言われ、柔軟性アップから復活の道をたどっている。
かつてマイナビと所属契約を結んでいただけに、大会への思い入れは強い。会場には顔見知りが多く「まだ頑張っているというところを見せたい」と意気込む。代表理事を務めるゴルフ支援振興機構で7人の女子プロを誕生させているが、今度は自らが輝く番だ。
《女子首位は藤本》女子レギュラーの藤本は「ショットが良かった」と一時5アンダーまでスコアを伸ばした。だが、13番でクラブ選択に迷い第1打をミスしてから3連続ボギーとつまずいた。「ちょっともったいなかった。それまでは100点でしたけど、今日は70点くらいの出来です」。昨年女子レギュラーの部で優勝しツアー競技のマスターズGCレディースの出場権を獲得。「今年も狙っています」と連覇に照準を定めていた。
《シニアの藤田は5位》大会初出場のシニアの藤田が71の5位とまずまずの滑り出しを見せたが「グリーンにあまり乗らなくて、いいところがあまりなかったですね」と反省を口にした。24年の全米シニアオープンで2位に入り、昨年は米シニアツアーにフル参戦。「今年も出られるチャンスがあれば出たいと思っています」と、今季は国内シニアとの両立を目指している。「アマチュアや女子と一緒に回るこういう試合は楽しいですね」と振り返った。
▽競技方法 男女プロ各1人、アマ2人の4人一組でラウンド。男子シニア、女子レギュラー、女子レジェンズが異なるティーマークを使用し2日間36ホールを戦う。成績、賞金は共通。1位が複数の場合は最終日の成績で優勝者を決める。

