松井一郎氏

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 前大阪市長でコメンテーターの松井一郎氏が23日、「藤川貴央のちょうどええラジオ」(毎週月〜木曜午前9時=ラジオ大阪OBC)に出演した。

 緊張が続く中東情勢のなかで行われた米トランプ大統領と高市早苗首相との日米首脳会談について松井氏は「成功したんじゃないかな。日本にとって大きなマイナスがなかった」と切り出すと、「トランプさんは高市さんに『中国に対しても日本の良さを伝えよう』ということも言っていただいたし、今の日本の法律上、今紛争地域には艦船を派遣できないということを理解してもらったようですから、外交的には日本にプラスだったんじゃないか」とまとめた。

 両国首脳の親交が深まった理由について「トランプさんも高市さんも亡き安倍(晋三)首相を感じながらの話をしてたのかな。非常に厳しい状況の中でも安倍総理の存在というのは、日本にとってプラスなんだな。天国で見守ってくれてるんだろうな」としのんだ。

 トランプ氏は、イラン攻撃においてNATOから厳しい指摘を受けている。松井氏は「しっかり日本をパートナーとして、つかまえておきたいという思いもあったのかな」と推察。民主党政権時に首相の失言で日米関係が冷え込んだことを解説した上で、「外交というのは、いかに相手の心証を良くしながら自国の国益を守るか。僕は、多少のこずるいことはアリだと思いますけどね。いい言い方をすると『したたかな外交』ですよね」と持論を述べた。

 また、戦争嫌いのトランプ氏は終わらせたがってるとした上で懸念点を挙げ、「難しいのはイスラエル。(イスラエル首相のベンヤミン・)ネタニヤフさんは、国内事情(汚職容疑)で戦争を止められないんじゃないかというジャーナリストがいるんです」と指摘。

 まだ情報公開されていないと前置きをし「高市さんは具体的に支援策を提示してると思いますんで、トランプさんの頭の中では、紛争状態をやめることを描かれてると思います。とにかく早く終わってほしい。そうじゃないと日本の経済、本当に厳しい。ガソリンが上がると全てのコストに反映しますから。物価高が長引きますよ」と警鐘を鳴らした。