脳科学者・茂木健一郎氏が、自身の見解を動画で公開し、話題となっている。タイトルは「トランプさんへの『忠誠ゲーム』への対応の仕方」。茂木氏は、トランプ元大統領が導入した関税政策について、実際の意図や背景に疑問を投げかけ、「アメリカの産業を育成したいというか、輸入品が多すぎるという主張だと思う」と述べ、その政策が必ずしも具体的な根拠に基づいていないと指摘した。

茂木氏は、トランプ政権内の意思決定プロセスについて「トランプさんが時には気まぐれにこうしろ、ああしろと言って、その判断がトランプさん一流のディールというか、ビジネスパーソンとしての駆け引きの本能に基づいている」と分析。これによって、政権内や他国との関係性が、「いかにトランプさんの恣意的な判断に忠誠を誓うか」という「忠誠ゲーム」に化していると語った。

また、国際社会においても、トランプ氏に従う国は「お目こぼしをしてもらえる」との認識を示し、反対する国には不利な処置が課される可能性があると指摘。これに対し、「忠誠ゲームになっちゃってる時ってなかなかきついんだよね」と懸念を表明した。

さらに、日本の経済界も「とばっちりを受けてる」とし、トランプ氏の気まぐれに対して「ディカップリングするのは難しい」が、無関係な領域で活動を続けるという方法を提案。「トランプさん、そのうちの気まぐれでまた変わるかもしれないから」と楽観的な見解を示しつつ、最終的には「自分が影響を与えられない変数として、受け入れて、諦めて、自分の行動を決める」との見解を示した。

締めくくりに茂木氏は、「これトランプさんに限らず、日本の中の会社とか友達関係でも、そういう忠誠ゲーム、恣意的な判断、選択をする人に対する忠誠ゲームになっちゃってるところがある」とし、この現象を「練習問題」として捉え、賢く対応することの重要性を訴えた。

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