2R・2歳未勝利を制したジュンアサヒソラ(右)=撮影・園田高夫

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 ナリタトップロードの代表産駒で人気を集めたベッラレイア最後の子である2番人気ジュンアサヒソラ(牡2歳、父イスラボニータ、美浦・高柳瑞)が、16日の東京2R(芝2000メートル)でデビュー3戦目にして初勝利を挙げた。

 好位追走から直線半ばで抜け出すと、最後は1番人気ピックデムッシュとの激しい叩き合いを制した。戸崎圭は「攻め馬から能力があると感じていました。“よーいどん”より自分で動く形の方がいいと思っていて、そうなったのが良かったですね。これから良くなると思います」と将来性を評価していた。

 母ベッラレイアは07年フローラSを制し、同年オークスは2着。その後も秋華賞4着、エリザベス女王杯3着など重賞で善戦。23年に19歳で天国に旅立った母の忘れ形見の待望の勝利となった。