樋口新葉が２位のフランス杯から帰国 ７年ぶりＧＰファイナルは「いい意味で全日本への練習試合にしたい」
フィギュアスケート女子で２２年北京五輪団体銀メダルの樋口新葉（ノエビア）が５日、２位に入ったフランス杯から羽田空港に帰国した。「意外と課題がある中で（合計）２００点超えられたのとかがすごく自信につながった」と手応えを示した。
今季はスケートアメリカでグランプリ（ＧＰ）シリーズを初優勝しており、７年ぶりのＧＰファイナル（１２月、フランス）に一番乗りを決めた。「ファイナルは頭にはあったんですけどあまり考えずに自分の演技ができた。それが一番結果につながったかなって思います」と笑顔だった。
７年前のＧＰファイナルは「オリンピックに行くために必要な試合だと思っていたので、しっかり結果を残したいという強い思いがあった」と気負いもあったが、今回は「自分のペースでできると前回の変なイメージをなくせるのかな」と落ち着いて臨めそうだ。「（１２月末の）全日本で絶対結果を残したいので、そこに向けてのいい意味で練習試合というか、そういう試合にしたいです」と意気込んだ。
