衆院選が公示され、支持を訴える日本維新の会の馬場代表(15日午前、東京都新宿区で)=若杉和希撮影

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 衆院選が15日公示され、日本維新の会・馬場伸幸代表は東京都・JR高田馬場駅前で第一声を上げた。

 この選挙で二つのことを訴え、皆さまと共に考えていきたい。

 一つ目は「政治とカネ」の問題だ。自民党には再発防止策の案が何もない。政策活動費はすぐにやめないといけないが、自民に自浄能力はない。私たちは自ら廃止した。政治への信頼を取り戻すためには、もっと身を切る改革が必要だ。

 二つ目は経済だ。政府は賃上げを求める一方で、防衛力の増強や子育て支援で税金をさらに集めると言っている。これに対し、私たちは政治家が身を律することで徹底的に行財政改革をやり、生み出された財源を将来の投資に回し、教育無償化を実現してきた。

 政府・自民党による負担の押しつけ、そういう政治を選ぶか、身を切り、改革を徹底する政治を選択するかが大きな争点だ。

 可処分所得を増やし、自由に使えるお金を消費に回す。そのために、当面の間、消費税を2%減税すべきだと訴えている。

 私たちの調査では、5兆円の減収となるが、そのうちの3兆円が消費に回る。経済を成長させ、賃上げにつながる政策を打っていくべきだ。