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季節の変わり目ということもあり、晴れたり雨だったりとなんとなく不安定な気候の昨今。今回は、水を“滑らせる”機能を持ったミリタリーウエアをご紹介します。

「蓑」をヒントに水を“滑らせる”という新発想

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meanswhileの「MINOTECH® Fatigue Field Parka(Sage Green)」69,300円(税込)

“身体に最も近い道具”としての機能を追求したファッションを提案するブランドmeanswhile(ミーンズワイル)からリリースされたミリタリーウエア、「MINOTECH® Fatigue Field Parka(ミノテック® フィティーグ フィールド パーカー)」 と「MINOTECH ® Fatigue Side Zip PT(ミノテック® フィティーグ サイド ジップ パンツ)」のセットアップです。

このセットアップ、なんと日本古来の雨具「蓑」から発想を得た水を滑らせて濡れを防ぐという構造なんです。MINOTECH®というテイジンが開発した素材で、撥水剤を使用した生地表面に、織組織と糸により凸凹を作ることで水滴の接地面積を小さくし、水が転がり落ちるようにしているとのこと。

メンブレン自体に防水性や透湿性があるGORE-TEX®とは、発想も構造もまったく違う、まさに新発想なんです。

重ね着を考慮した設計の立体裁断

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フィールドパーカは、立体裁断を用いたゆとりのある身幅に。アウターシェルとして着用できるよう、重ね着を考慮したデザインなんです。

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立体的に仕立てた袖とフードが特徴で、フードはバラクラバのように顔を覆うデザインだからより防寒性も。

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内部が暑いときは、脇下のベンチレーション機能が活躍します。

シルエットも変わるパンツ

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そして、サイドジップパンツは、US ARMYのECWCS Level7 パンツをモディファイ。サイドジップは、従来の機能であるサイドオープンではなく、マチが開くことでシルエット調整とベンチレーション機能を持たせています。

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サイドジップを開くとこんな感じ。左が前見頃で、右が後ろ見頃。

ファスナーは、バックポケットの口の開閉としても機能し、セキュリティポケットの意味合いも。裾にはドローコードを配備しているので、自転車などに乗る際は、右足のふくらはぎのあたりでキュッとしめれば裾がチェーンに巻き込まれる心配もありません。

表面生地は、染色度合いの差によりシャンブレーのような表情も特徴です。これからの季節、アウトドア作業や自転車移動など、雨時のさまざまなシーンでかなり役立ちそうですね。

Source: meanswhile

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