尖っているようで、ちょっと丸みを帯びた鼻先=102so(じゅうにそう)3/13本が出ました(@102so)さん提供

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「人生で、チーバくんの鼻先がどうなっているか気になり夜も眠れぬことが一度はあると思います。先日、どうしても気になり現地に行ってみたんです。無数の草木を分け入って進んだ先には、確かにあの謎の生物の鼻先みたいな鋭利さがそこにありました。只々感動です。まさか、その場所が茨城県であるとも知らずに」とXに投稿したのは、102so(じゅうにそう)さん(@102so)。この投稿には、チーバくんの鼻先の画像や地図も添付され、注目を集めました。

【写真】現地もめちゃ尖ってます…が、ここは茨城県です

102soさんに話を伺いました。

ーーなぜチーバくんの鼻先が気になったのですか?

「この夏、平成の大合併で消滅した千葉県内の市町村を現地で確認する活動をしていました。その一環で野田市の先端部分、かつての関宿町を訪れたのが始まりです。先端部分があまりにも鋭利だったので、ふとチーバくんの形状を思い出し、最先端まで確認しに行ったんです。結果、実はそこが茨城県だったという事実に気づきました」

ーー実際のチーバくんの鼻先は茨城県にあるのですか?

「そう見えるかもしれませんが、正確には千葉県です。今回のポストでは言葉足らずでしたが、私が鼻先だと思っていた部分が茨城県だったということです。実際の鼻先は千葉県内にあります」

ーー「チーバくんの局部…隠された富津岬についてもレポートよろしく」というコメントが寄せられましたが?

「いくつかのリクエストがありましたが、チーバくんの形状に関するセンシティブな部分もありますので、本人の意向を尊重したいと思います」

ーー確認できたことで満足されましたか?

「確認したこと以上に、多くの方がネタとして楽しんでくださったことが嬉しかったです。これで夜もぐっすり眠れそうです」

この投稿を見た人々からは、「茨城県民ですが知りませんでした!」「千葉と茨城の県境は興味深いですね」「鼻っ柱を折られるとはまさにこのことか」など、様々なコメントが寄せられ、「いいね」は8万件に達しました。チーバくんの形状と現地の地形を比較するユーモラスなポスト。県境の興味深さや地域への愛着が再確認され、思わぬ盛り上がりを見せました。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)