豪州代表がインドネシアにドローで足踏み【写真:ロイター】

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オーストラリアはインドネシア、サウジアラビアは中国と対戦

 現地時間9月10日に各地で北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦が行われた。

 日本(FIFAランキング18位)のライバルと目されたオーストラリア(同24位)はインドネシア(同133位)とスコアレスドロー、サウジアラビア(同56位)は中国(同87位)に2-1で勝利を収めた。

 アジア最終予選は18チームを6チームずつ3つのグループに分けホーム&アウェーの総当たり戦を実施。3グループそれぞれの上位2チームが本戦への出場権を獲得し、3位と4位はプレーオフへ進出。合計6チームで争われるプレーオフから勝ち抜いた2チームが本戦へ出場し、3位になったチームは大陸間プレーオフへと進む。

 日本、中国、バーレーン、インドネシア、サウジアラビア、オーストラリアが同組。日本は初戦で中国相手に7-0と快勝。その裏でライバルのオーストラリアはバーレーンに0-1で敗れ、サウジアラビアはインドネシアと1-1のドローに終わっていた。

 勝利が是が非でもほしかった2チームだが、オーストラリアはアウェーで行われたインドネシア戦でボールを握る展開も最後までゴールを奪うことができず0-0で終了した。

 また、サウジアラビアは先制点を献上し、さらにMFモハメド・カンノが中国選手の腹部を蹴り上げ一発退場となった。数的不利ながらも前半のうちにコーナーキックからDFハッサン・カディシュが頭で合わせて追い付くと、後半45分に再びコーナーキックからカディシュが決め、2-1で劇的勝利を収めた。(FOOTBALL ZONE編集部)