嵐 11月の「25周年復活ライブ」計画を断念…松本潤の「壮大計画」も頓挫

写真拡大

「(裏方として)ミュージックビデオとかライブはもちろん、なんでもやるよ。展示会の空間ディレクションとかもやりたいし。お話さえあれば……」

9月6日放送の『A-Studio+』(TBS系)で、今後についてこのように語っていたのは松本潤(41)。

現在、演劇界のトップランナー・野田秀樹(68)の舞台『正三角関係』に出演している。 ロンドンで迎える同舞台の千秋楽は11月2日。その翌日は松本にとって重要な記念日だ。

「11月3日は、が25周年を迎えるデビュー記念日です。ファンの間では“復活ライブ”が有力視されていました。しかし、松本さんがイギリスから帰国し、そのままライブに出演するのは不可能です」(スポーツ紙記者)

ファンが活動再開を期待していたのには理由が……。

4月に株式会社の設立が発表され、これに際して5人連名で、《’24年は25周年の年にあたります。メンバーも全員40代を迎えました。これまで以上に主体性をもち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい》とコメントを寄せていた。

「1月には二宮和也さんがスポーツ誌のインタビューに答え、『再開のリアリティーを持てている』と話していたこともあり、復活を信じるファンが多くいました」(前出・スポーツ紙記者)

25周年での再始動に向けた動きは確かにあったようだ。芸能関係者が明かす。

「松本さんは25周年での復活を本気で目指していたそうです。

’21年末に東京ドームで開催された『ジャニフェス』をプロデュースした経験などを生かして、の再始動ライブの演出をよりよいものにできるように準備していたといいます。5月に事務所から独立した際にもとしての活動は継続することを明言していました」

そんな彼が、デビュー記念日の前日にイギリスで舞台に出演することになったのには理由が。

「松本さんは、“のライブを11月には開催できない”と判断したそうです。やはり、大野智さん(43)の完全復帰にはまだ時間が必要であることがその理由だといいます。無理強いはできませんからね。

最近の大野さんは、“第二の故郷”宮古島にいることも多く、趣味の釣りを楽しんでいるそうです。

冒頭の番組でもについての発言はありませんでした。として活動ができないなか、野田氏の下で演出を学ぶことが将来的にグループのためにもなるという思いがあり、今回の舞台の仕事を受けたと聞いています」(前出・芸能関係者)

■中止になっていたの音楽ゲーム計画

“これ以上、大野を待つのは我慢の限界”と、個人の仕事に注力する松本だが、裏ではグループのために“暗躍”していた。

「ファンクラブ向けにの音楽ゲームが開発されていました。の楽曲のMVを使用し、メンバー考案のオリジナルキャラクターも登場する予定だったとか。

松本さんが構想していたメタバースを用いるランドの第一歩となるはずだったそうです」(前出・芸能関係者)

’23年3月に本誌も、の音楽ゲームが開発中であることを報じていたが――。

「計画は中止になったようです。事務所の創業者による性加害問題が表面化したことや、松本さんのメタバースへの情熱が薄れてしまったことがその要因だとか。

業界大手のゲーム会社と手を組み、開発には数億円単位のお金をかける予定でしたが、当時は性加害問題の補償などを優先する必要があったのでしょう。

もし開発が順調に進んでいれば、25周年のタイミングでリリースできたかもしれませんね」(前出・芸能関係者)

頓挫してしまったゲーム企画。いったいの25周年はどうなるのだろうか――。

「目玉として企画しているのはライブフィルムだと聞いています。ただファンが待ち望んでいるような、メンバー5人が新たにライブパフォーマンスを行い、それを撮影するものではないようです。

現実的には、デビュー10周年に行われたツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×10』の国立競技場での公演の映像を、ファンクラブ限定で上映することになるようです。

大野さんが『でよかった』と男泣きした同公演は、DVDとして映像化されてはいるものの、劇場での公開は初めてです」(映画関係者)

’21年に公開された20周年のライブフィルムは、’21年の興行収入ランキングで実写映画1位に輝いていたのだが……。

「今回は15年前のライブ映像の“転用”ですし、メンバーが出演する新撮の映像なども予定していないそうです。

また’21年には舞台挨拶に大野さん以外の4人が登場し、さらに大野さんが手紙を寄せて話題になりました。

しかし今のところ舞台挨拶の予定もないようです」(前出・映画関係者)

25周年まであと2カ月。ファンの高い期待を上回る松潤のサプライズ演出はあるのだろうか――。