パトリック・ブラックウェル【写真:Getty Images】

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ジュニア・グランプリシリーズ第2戦

 フィギュアスケートのジュニア・グランプリシリーズ第2戦チェコ大会は現地時間6日に男子フリーが行われた。昨季まで禁止されていた技を米選手が披露すると、日本人ファンにも「肝が冷えたよ」と衝撃を与えている。

 16歳のパトリック・ブラックウェルは4回転トウループや3回転アクセルを決めるなど華麗な演技を見せた。注目は演技終盤。リンク中央でバックフリップを成功させると、客席から歓声が上がった。バックフリップは昨季まで禁止技で、実施すれば2点減点だったが、6月の国際スケート連盟(ISU)総会で今季から減点要素ではなくなることが決定していた。

 シーズン序盤で早速お目見えとなり、演技を見たX上の日本のフィギュアスケートファンからは「凄い身体能力」「ジュニア男子でバックフリップする子が……」「終盤体力ギリギリにみえたからラストにバックフリップは肝が冷えたよ」「すげー4Tから始まり最後にバックフリップ入れてきたぞ」「最後のバックフリップがもうやばい」と驚きの声が上げられていた。

 ブラックウェルはフリーで全体1位となる152.14点を叩き出し、合計221.56点で2位だった。優勝は合計224.78点のソ・ミンギュ(韓国)。日本から出場した蛯原大弥は5位、西野太翔は6位だった。

(THE ANSWER編集部)