メンバーの年商は合計50億円!全員が経営者、RIZIN出資も 異色ロックバンドが3000人ライブ「来年武道館」
ロックバンド「DUAL」が25日、東京・豊洲PITでライブツアー「龍神TOUR」のファイナルを実施した。客席は満員、3000人の観客にメンバーは「来年、一緒に武道館に行こう!」と躍進を誓った。
【写真】満員の豊洲PITで万感の表情を見せるDUAL 目指すは武道館!
DUALはメンバー全員が「経営者」という異色のバンド。リーダーでベースのMIYATAはTOY'S FACTORYにも所属した元バンドのメンバーで、経営する合同会社「Feel so Free」は千葉県の映像制作業界売上実績2位。ボーカルのSYOTAは、音楽未経験ながら経営するホールディングスの年商が30億円超え。格闘技イベント「RIZIN」のスポンサーとしても知られる。ドラムのKAZUMITSUは通信制高校「成美学園高等学校」のオーナー兼学園長として、全国26校のほか福祉事業も展開。ギターのTAKUMAは富山県・石川県で音楽制作会社「iROHA」を経営している。メンバー全員の年商を合算すると「50億円」オーバーという驚愕の経営者力を持つ。
同バンドは2022年に本格活動したばかりだが、わずか2年で3000人キャパの豊洲PITを観客で埋め尽くした。その秘訣(ひけつ)は、バンドには珍しい「スポンサー制度」や「フランチャイズ制度」を採用していることだ。
スポーツ団体と同じようにバンドにも「スポンサー制度」があって良いという考え方から、200社以上もの企業スポンサーを得ている。また「DUALの意志に共感し、共に活動できるメンバーを増やす」という発想のもと、大阪拠点の「BEAST」、名古屋拠点の「KENTA」を発足し、さらなる集客を目指している。
武道館を目指すためには1万人以上の集客が必要と言われている。経営者力を行かして、今や平均1000人の集客ができるアーティストに成長し、3000人規模のライブも成功させたDUAL。今後も、結成当時から「(2025年に)必ず武道館に行きます!」と叫び続けた目標に向かっていく。
(よろず~ニュース編集部)