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香川県高松市は、きのう(6日)高松市立一宮中学校で、毒を持つ特定外来生物のセアカゴケグモが見つかったと発表しました。

【写真を見る】中学校でセアカゴケグモ見つかる 運動場トイレに10数匹 咬まれるなどの被害はなし【香川】

高松市によりますと、きのう(6日)午前11時ごろ、高松市一宮町の一宮中学校の教諭から、運動場の女子トイレでセアカゴケグモのようなクモを発見したと報告がありました。教頭が現場を確認したところ、メス2、3匹と卵のうのようなものを確認し高松市に連絡した上で、殺虫剤を噴霧したところ、新たに10数匹のメスが見つかったということです。写真などによる鑑定で、見つかったのはセアカゴケグモと断定されました。これまでに咬まれるなどの被害は出ていません。

特定外来生物に指定されているセアカゴケグモは、メスが毒を持っていて、咬まれると重症化する場合があるため環境省などでは注意を呼びかけています。

一宮中学校では生徒らに注意喚起を行うとともに、今後定期的な見回りや駆除などを行うほか、高松市では周辺地域や幼稚園、小学校などにも注意喚起を行うということです。