Image: Nike

夢の技術もここで一旦おしまい。

SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』に登場した、NIKE(ナイキ)の自動靴紐調節シューズ「Nike Mag」が現実のものとなり、2017年には「HyperAdapt 1.0」が誕生したのを憶えていますでしょうか?

映画のシーンさながらに、靴紐がシュルシュルと閉まる様はまさしく未来のスニーカーですよね。

サービス終了のお知らせ

自動靴紐機能はその後もいくつかの靴に受け継がれましたが…このたびナイキからアプリの更新をやめ、8月6日にAppleとAndroidのストア掲載も取りやめると発表がありました。

Image: NIKE

安心してください、履けます

アプリがダウンロードできなくなっても、既に持っているアプリと靴の機能はそのまま使えます。充電中に光ったり個人的な設定も、ジェスチャー検知とスマートコマンド機能もそのまま。

だけどスマホを新調してもアプリの引っ越しはできず、もし移動できても機能しない可能性があるとのこと。また、アプリに不具合が発生すると、文鎮化したまま一生直らなくなる可能性も秘めています。

何足も出ているのに

自動靴紐シリーズは、他にも2019年にローカットのバッシュ「Adapt BB」、その翌年には「Adapt BB 2.0」も仲間入り。さらには「Air Max」と「Air Jordan XI」までもが自動靴紐シューズになりました。

もう新作が出ない?

けっこう立て続けに出てたのに、アプリが終了するということは…? もう新作が出ないことを悟ってしまいますね。

映画発のテクノロジーが自分のものになるのはワクワクだっただけに、寂しさを感じます。

Source: NIKE via HYPEBEAST