「プライム市場」の平均年収トップは?

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 国内540万社の企業データを基盤に営業の効率化を支援する「SalesNow」を展開するSalesNow(東京都渋谷区)が、上場企業(プライム市場)を対象とした「平均年収ランキング」を発表しました。

2位の企業は46カ国に販売拠点

 同ランキングの調査期間は、2023年4月1日から2024年4月1日。「SalesNow」の企業情報を網羅したデータベース「SalesNowDB」において、上場企業(プライム市場)のトップ10社の平均年収を調査したものです。なお、同データベースは、商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しているということです。

 3位は「光通信」。平均年収は2101万8028円です。同社は継続的な収入がある事業(ストックビジネス)を軸に、電力、宅配水、通信回線、保険などの事業を展開している企業。事業で生み出したキャッシュをもとに、投資やM&Aも積極的に行っているということです。

 2位には「キーエンス」がランクイン。平均年収は2279万3975円です。センサー、測定器、画像処理機器、制御・計測機器など、主に工場の生産性向上を実現する機器類を取り扱う大手メーカーである同社。販売拠点は46カ国240拠点に上り、海外での売上比率は6割を超えているとのことです。

 そして、1位となったのは「M&Aキャピタルパートナーズ」。平均年収は2478万円です。同社は中堅・中小企業を対象とした完全独立系のM&A仲介サービスを提供する企業。基本合意までは報酬が発生せず、手数料も業界内では低く設定してあるといい、検討初期から成約まで専任のコンサルタントが担当するのも特徴の一つであるとしています。