ジョー・バイデン米大統領(2024年4月12日撮影)。(c)Mandel NGAN / AFP

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【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は12日、イランが在シリア大使館を攻撃された報復としてすぐにでもイスラエルを攻撃しかねないとの見通しを示した上で、イランに攻撃をやめるよう警告した。

 バイデン氏は記者団に対し、「機密情報に触れるつもりはないが、(イランによる報復攻撃は)すぐにでも起きると予想している」と述べた。

 さらにイランへのメッセージを問われると、「やめろ」と回答。「わが国は、イスラエルの防衛に全力を尽くし、イスラエルを支え、イスラエルの防衛に協力する。イランは成功しない」と強調した。

 イスラエル軍は1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館の建物を空爆。この攻撃で、将官2人を含むイラン革命防衛隊(IRGC)の隊員7人を殺害した。

【翻訳編集】AFPBB News

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