テイラー・スウィフト、性的なAI画像に激怒 X（エックス）上ではテイラーの名前が検索不可能に
先週AIで生成したテイラー・スウィフトの画像がSNSで拡散した。テイラーがこれに対する措置を検討中だと関係者が語っている。
拡散したのは性的に露骨なポーズをとったテイラーの画像。彼女は現在NFLのカンザスシティ・チーフスに所属するトラヴィス・ケルシーと交際中だが、画像は試合会場を舞台にしたものだった。画像は主にXで拡散し、現在削除されている。
とはいえ、一度投稿されネット上に広まった画像を完全に消すのは不可能。テイラーは現在法的措置を取ることを考えているという。関係者が新聞「デイリーメール」に語っている。「法的措置を取るかどうかはまだ決まっていないが、はっきりしていることが1つある。AIが生成したこれらの偽画像は虐待的で攻撃的、搾取的であり、テイラーから同意を得たり彼女に知らせたりすることなく行われている」とコメント。さらに「画像を投稿したXのアカウントはもう存在していない。SNSのプラットフォームがその投稿を許したことですらショッキングだ」。同紙によるとテイラーと家族は「激怒している」という。
現在、Xではテイラーの名前を検索できなくなっている。Xは新聞「ニューヨークポスト」に「これは一時的な措置である。この問題に関しては安全を優先するため慎重を期している」とコメントしている。
テイラーの関係者は「こういった事態を防止するための法整備が必要だ。法律を制定しなくてはならない」とコメントしている。AIで生成したセレブの悪質な画像や動画の問題はこれまでも指摘されてきたが、今回はそれが大きく表面化した事例。各SNSや法的機関がこれからどのような対応策を取るのか注目が集まっている。
